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【おとな絵本】動物たちの表情がユーモラスで可愛い!「ねずみくんのチョッキ」

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子どもにワクワクや楽しさ、悲しさ、教訓などを教えてくれる絵本。大人になって読んでみると、また違った印象を受けることもあるかもしれません。

夜眠る前に、雨降りの日に、もちろん晴れの日だって、絵本を読む時間はきっと貴重な時間となることでしょう。

というわけで、大人も子どもも楽しめる絵本の紹介をしていきたいと思います。

第38回は、なかえよしを作・上野紀子絵『ねずみくんのチョッキ』です。
1974年初版の絵本です。

ストーリーはこんな風。
おかあさんがねずみくんに編んでくれた赤いチョッキ。
「ぴったりにあうでしょう」

それを見た動物たちが、次々に「ちょっときせてよ」とねずみくんのチョッキを着てみます。

次々に大きな動物たちが現れて、「すこしきついが にあうかな」と言いながら、着ていきます。
最後にはゾウさんが…。

さて、ねずみくんの赤いチョッキはどうなってしまうのでしょうか。



動物たちがねずみくんの赤いチョッキを着るときに見せる窮屈そうな表情が、味があっていい!

色々な動物たちにチョッキを貸してあげるねずみくん。みんなが着て、ゾウくんが着る頃には、やっぱりチョッキが伸びてしまうのですが…。

最後のページまで読むと、ただチョッキが伸びただけではなく、ちょっとよかったなーということがわかります。単純な繰り返しのお話で小さな子どもでもわかりやすい。大人もほっこりします。

ねずみくんシリーズは、もう31冊もあるんです。その中でもこの「ねずみくんのチョッキ」はロングセラーですね。


「ねずみくんチョッキ」なかえよしを作・上野紀子絵 [ポプラ社]





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