「暮らしの基本」を楽しく学べる絵本9パターン
子どもの成長をうれしく見守りつつも、次第にママの頭を悩ませるようになるのが「しつけ」の問題です。
もしお子さんが絵本好きなら、読み聞かせを通じて生活習慣を楽しく教えてあげられるといいかもしれません。
そこで今回は、「『暮らしの基本』を楽しく学べる絵本」というテーマで独自アンケートを実施し、先輩ママたちにオススメ作品を教えていただきました。
【1】身近な危険から子どもを守る『あぶないよ!』(ブロンズ新社:フランチェスコ・ピトー作)
洗濯機や扇風機、ビニール袋など、身の回りにある危険物を子どもに知らせてくれる絵本です。
「ガミガミいうより効果ありそう」(30代女性)というように、主人公の男の子を反面教師にしながら、なぜ危ないのかを一緒に考えるといいかもしれません。
【2】食事への興味がわく『おいしいね おいしいよ』(童心社:わかやまけん作)
いろんな動物の食事シーンを見ながら、食べることの大切さを学べる作品です。
「『食べて強くなる』など、食べることの意味が伝わりやすい!」(20代女性)というように、お子さんが食事と生きることのつながりを理解しやすい内容なので、食育の意味でも役立つ一冊と言えそうです。
【3】言葉の握手を楽しく学ばせる『あいさつ』(金の星社:いもとようこ作)
おはよう・こんにちは・さようならなどを身に付けられる絵本です。
「挨拶絵本の中でも一番絵がかわいい」(20代女性)というように、うさぎさんが好きなお子さんならとくに、楽しく読みながらあいさつの仕方を覚えることができるでしょう。
【4】自分の力で服を着たくなる『おきがえあそび』(偕成社:木村裕一作)
登場キャラの上手なお着替えを真似したくなるしかけ絵本です。
「お着替えがヘタな怪獣さんたちを横目に、ささっと着替えて、すまし顔のゆうちゃんがかわいい」(20代女性)というように、お子さんもゆうちゃんに負けじと、自分で洋服を着てくれるようになるかもしれません。
【5】大事なお通じを楽しく学べる『みんなうんち』(福音館書店:五味太郎作)
動物たちのいろんなうんちを見ながら、排泄の大切さを学べる作品です。
「読み終わったら、『僕も一人でうんちできるよ』と得意げでした」(20代女性)というように、お子さんのトイレトレーニングの時期に読み聞かせると、より興味を持ってもらえそうです。
【6】親子で歯の大切さを痛感する『はははのはなし』(福音館書店:加古里子作)
虫歯予防の大切さをわかりやすく伝える作品です。
「親の私も『虫歯になるのは絶対に嫌!』と思いました(笑)」(20代女性)というように、大人が影響されるぐらいなので、歯磨きが大嫌いなお子さんでも、慌てて歯ブラシとコップを持ってくるようになるかもしれません。
【7】うがい手洗いを学ぶ『さよならバイキンくん』(ひさかたチャイルド:わらべきみか作)
主人公のミミッチがバイ菌をやっつける様子が爽快な作品です。
「なんで手を洗わないといけないのかがよくわかる!」(30代女性)というように、お子さんも、自分にバイ菌がたくさんついていると知れば、うがい手洗いを自ら進んでやってくれるようになるでしょう。
【8】ルルちゃんを見ればヘアカットを嫌がらなくなる…?『もじゃもじゃ』(福音館書店:せなけいこ作)
ぼさぼさ頭の主人公ルルちゃんが髪を切る姿を見て、清潔観念が身につく絵本です。
「娘も『ちょきちょきしたい』と言ってきました」(20代女性)というように、ハサミ嫌いなお子さんも、かわいくなったルルちゃんの様子に影響されて、きっとスッキリ頭にしたいと思うでしょう。
【9】散らかし放題の子必読『かいじゅうポイポイ おかたづけ篇』(ひさかたチャイルド:わらべきみか作)
おもちゃを食べる怪獣の姿が、子どもの自発的な整理整頓をうながす絵本です。
「『ポイポイに食べられるよ』と言えば、慌てて片づけ始めます」(30代女性)というように、かいじゅうポイポイを引き合いに出すことで、お子さんのお片づけ意欲を高められるかもしれません。
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