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ママ次第!子どもの問題行動をみるみる改善させる「意外な叱り方」

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ママが止める間もなく、子どもがお友達の腕を噛んでしまった――あっという間の一瞬の出来事。相手の子どもの腕には歯形がくっきり。 

大怪我にならずに済んだとしても「躾の出来ていない親と思われちゃう……」「ああ、せっかく築いたママ同士の人間関係が……」、ママはとにかく焦りますよね。かといって、ずっと子どもを見張っているなんて現実的にムリですし、そんなことできたとしても子どももママも神経が参ってしまいます。 

そこで今日は、『小学校に入る前に親がやってはならない115のこと』の著者の立石美津子が、“子どもの噛みつきを押さえる方法”についてお話したいと思います。 


■一番、“やってはいけない”ことって?

それは友達のことを噛んだ我が子にも“目には目を、歯には歯を(=やられたらやり返せ)”の精神で「ほら、お友達はこんなに痛いのよ」と我が子を叩いたりすること。「こんな罪を犯したら自分にも返ってくるぞ」と言わんばかりに親が同じ行為をしても 

「友達に噛みつくとママに痛いことをされる」というマイナスのイメージしか子どもには入りません。 


■歯形を付けてしまった子のママにはどうすればいい?

我が子に注意する前にまず、相手の子どもに母親として謝りましょう。でも、噛んだのは子どもなのですから親だけが謝るだけで済ませてはいけません。子どもにも「ごめんね」をさせましょう。言葉がまだ喋れなかったら頭をペコンと下げるだけでもよいのです。 

噛むのは噛む側の理由がありますが“相手を傷つけた”ことは悪い行為に変わりない、という認識で子どもと向かい合いましょう。相手にもママ友達と良好な人間関係を築いていくための最低のマナーです。 


■子どもにはどうすればいいのか?

相手に謝った後、どうすればよかったのか教えましょう。例えば、おもちゃが欲しくて噛んでしまったときは「噛まないで『貸して〜』とお願いしようね」と、ママが両手を相手に差し出す動作を見せましょう。言葉はまだ言えませんから動作だけいいのです。“噛む”のではなく”手を差し出す”と視覚的に見せるのです。 

子どもは真似の天才ですから手を差し出します。ちゃんと手を差し出すことが出来たら「噛まないでお願い出来て偉いね〜」と褒めまくりましょう。 

さらに、手を差し出さないで相手のおもちゃを奪い取ったとしても“噛むよりはマシ”と広い心を持ちましょう。 


言葉がまだ出ていない0〜2歳は「嫌だ〜」「それ、僕に貸してほしい〜」と言葉で言えないから噛みつきます。言葉が出てくると噛まなくなります。3歳になればほぼ噛まなくなりますし、5歳になって噛んでいる子はいません。 

相手を傷つけるのは悪い行為だと毅然としつつも、だたおっぱいを飲んでいただけの受け身だった0歳の頃と比べて「自己主張できるようになってきたんだな」と“成長の証し”として捉えてみてはいかがでしょうか。 


【著者略歴】 
※ 立石美津子・・・専門家ライター。32歳で学習塾を起業。現在は保育園、幼稚園で指導しながら執筆・講演活動に奔走。自らは自閉症児の子育て中。著書に『小学校に入る前に親がやってはいけない115のこと』『読み書き算数ができる子にするために親がやってはいけない104のこと』『心と頭がすくすく育つ読み聞かせ』『「はずれ先生」にあたった時に読む本』 

 

 

 

 

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