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"夜泣き専門"保育師に聞いた「寝かしつけ」習慣を変えてより良い眠りを迎える8つのコツ

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夜中に何度も赤ちゃんに起こされるのはとても辛いもの。


赤ちゃんの夜泣きの原因には「体内時計」と「寝かしつけ」の2種類があることを教えてくれたのは、「赤ちゃんの眠り研究所」の代表で"夜泣き専門保育士"の清水先生。


「"寝言泣き"」など目から鱗の内容を教えてくれた清水先生に、赤ちゃんに夜ぐっすり寝てもらうために、どのように習慣を作れば良いのか?


また日本と海外での寝かしつけのギャップについてお話を伺いました。



■1)赤ちゃんの「寝かしつけ」習慣を変えるには3日必要

——私もそうでしたが、「寝かしつけ」の習慣を変えたいと思っていても、なかなかその一歩が踏み出せません。


どうすればよいでしょうか?


清水悦子先生(以下清水):それが結構難しいと思うんです。


「いい情報を聞いたからやってみよう!」とパっと行動を変えられる人もいますが、悩みに悩んで、レベルが深くなってからではないと踏み切れない、行動に移せないという方もいます。


その人なりの決断のタイミングがあるので、難しいなと最近は思っています。


というのも夜泣きに悩むお母さんたちには泣かせずに寝かしつけを変えたい、という希望する人が多いんです。


——やはりお父さんを起こしたくないという方が多いのでしょうか?


清水:そうですね。


泣かせると「どうしておっぱいをあげないんだ」と口を挟んでくるお父さんもいるし、住環境の問題で近所迷惑にならないかとか、通報されないか、と心配になってしまうんでしょうね。


でも、本にもありますが大体3日くらいは泣く、というのが前提です。


赤ちゃんにとって寝かしつけを変えるというのは「安心して寝られる習慣を一時的に奪うこと」なんです。


新しい習慣でも安心して眠れるように、お母さんがサポートしていくということが寝かしつけの変更の流れです。



■2)泣かせずに「寝かしつけ」習慣を変えるのは難しい

——「寝かしつけ」の方法を変えられる、というのは赤ちゃんにとってもチャレンジですもんね。


清水:「泣かせずに寝かしつけを変える」というのはたとえば小学校の入学当初から「不安を感じずにさっさと行きなさい」というようなものですよね。


一回不安になったあと、その不安を乗り越えることをサポートできないと、なかなか寝かしつけは変えられません。


不安になるな、というのはやはり厳しいですよね。


そして不安というのは必ず赤ちゃんの場合は「泣く」という行動に結びつきます。


「泣かせずに寝かしつけを変えるというのはちょっと難しいことなんだ」と認識していないと
「泣く→また前の寝かしつけに戻る→より赤ちゃんのこだわりが強くなる」という悪循環になってしまいがちです。


だから寝かしつけを変えるかというのは心を決めないといけないかなと思います。


赤ちゃんが新しい習慣を身に付けるのを応援するように、「この新しい寝かしつけで寝られるようになる」と信じて、応援してあげてほしいですね。



■3)「寝かしつけ」の前に、「生活リズム」を整えることが大切

清水:この本の中でもどこが印象に残るかというのは人によって違うのですが、「生活リズムが問題なんだ」と思われる方と「寝かしつけが問題なんだ」と思われる方の大きく二通りに分かれます。


でもまず大事なのは生活リズムなんです。


どんなに寝かしつけをかえようとしても眠くないときに寝かされたらずっとグズグズしてしまいます。


ーーなるほど、やはり著書の中にもある3ステップ、

1.朝は7時までに起こそう!

2.お昼寝の時間を調整して、日中は活動的に過ごそう!

3.寝る前30分のイチャイチャタイムを作ろう!

これが鍵になるんですね。


清水:まずは生活リズムを整え、朝の光を浴びる、日中は活動的に過ごす、夜は暗く、という基本を押さえるだけでも睡眠の質がよくなったりします。


お年寄りも赤ちゃんも一緒ですが刺激がないとずっとうとうとしてしまいます。


メリハリがない生活が影響して、夜寝れないというのは当たり前のことなんです。



■4)お父さんの協力も必要

——どうしても「寝かしつけ=お母さんの仕事」と思われがちですが、お父さんができることはあるでしょうか?


清水:寝かしつけを変えるというチャレンジをするときは、お父さんを巻き込むと成功する確率が上がると思います。


ですから「こういうことやってみようと思うんだけど、どう?」と説明することが必要ですね。


協力的なお父さんの場合は「何だそんなことで悩んでたのか、知らなかった」とおっしゃる方もいますね。

寝かしつけを変える日は普段以上にたくさん遊んで体を疲れさせ、心も満たされるようにスキンシップもしっかりとってと本にも書いているのですが、協力的なお父さんだと休みの日を狙って、遊びを積極的に担当してくれたりもするみたいです。


また「俺が寝かしつけるから授乳しなくても大丈夫!


お酒を飲んでゆっくり寝てくれていいよ」とワインを差し出してくれる方もいたようですよ。



■5)お父さんに寝かしつけしてもらうなら、それも習慣に

清水:赤ちゃんにとって「寝る」というのは、ママと離れてしまう! と思い不安な状況になること、安心できる状況じゃないと寝付けないというのは当然のことですよね。


ですから「お母さんだけがやらないといけないのか」というとそうではありませんが、過敏な赤ちゃんでは最初は「お母さんじゃないと寝かしつけできない」ということもあるかと思います。
そういう場合は寝かしつけをお母さんが対応、お父さんは「泣く」ということを理解の上で、お母さんを労う、という方向でもいいと思います。


お父さんが寝かしつけを積極的にやってくれる家庭ではぜひお願いしたらいいと思います。


たまに変わるだけ、では泣くのは当たり前のことですが、コンスタントにお父さんが寝かしつけるというのであれば、赤ちゃんも「お父さんとはこういう風に寝るんだ」というのが理解して、どちらでもすんなり寝てくれるようになると思います。



■6)1歳を過ぎてからの"夜泣き"には「イチャイチャタイム」

——1歳を過ぎても夜泣きがあり、都度都度授乳しているお母さんたちも少なくありません。


1歳を過ぎたお子さんの夜泣きにはどう対処すればよいでしょうか?


清水:月齢が進むと精神面での発達により、日中あったことや保育園であったことなどを思い出して夜起きる子もいます。


引越しをしたとか生活習慣が変わった、とかもありますね。


ただ、内容としては赤ちゃんと一緒です。


精神的な乱れからくる夜間の泣きは寝る前にしっかりと関わって心を落ち着かせた状態でお布団に入るとよくなることが結構あります。


この本でいうところの「イチャイチャタイム」が効果的ですよ。


寝る30分前から部屋のあかりを落として、子どもとみっちり過ごす時間を取り、絵本を読んだり授乳したり、お話ができるようであれば今日あったことをおしゃべりしたり。


これを意識するだけでも夜中頻繁に起きて泣くことが減ったりします。



■7)保育園のお迎えから寝かしつけまでの時間の使い方を見直す

——保育園に行っているとお迎えに行って帰宅すると6時、7時過ぎ、でも9時までに寝かせなくちゃいけない・・・とバタバタとしてしまうことも多いようです。


倒れこむように寝て、お母さんも一緒に寝落ち、みたいなこともあるようですが、ちょっと落ち着いて絵本を読んだりお話する時間を取ることがやはり重要でしょうか。


清水:保育園に行っていると急ぐのは仕方ないですよね。であれば「何時までに急ぐのは終わり」と決めておいて、そこからゆったりする時間を10分でもいいので持てると理想的ですね。


離れてると夜だけが一緒に過ごせる時間だからと「もうちょっとゆったり過ごしたい」と22時23時までお子さんを起こしているお母さんもいるようなのですが睡眠は毎日の積み重ねなんです。


脳も心もからだも発達する状況なのでできれば睡眠は削らずにいてほしいですね。


良い睡眠が取れると朝もすんなり起きてくれますしね。


でもどこを優先させるかってすごく大事ですよね。


全部きっちりやってから寝かしつけようとすると無理なので諦めも必要だと思いますよ(笑)



■8)海外で良く見る「別室で泣かせっぱなし」はやってもいい?!

——海外では「赤ちゃんは別の部屋で寝かせ、夜泣きしても泣かせたままで大丈夫」と言われている国もあるようですが、どう思われますか?


清水:私も最初は海外の方は夜泣きに悩んでないの? と思って調べました。


実は日本よりアメリカの方がたくさん夜泣きに関する論文が出ていて、睡眠をサポートしてくれる団体も多く、それぞれの方法を推奨しています。


ですから、そのような国でも、夜泣きしてもまた落ち着いて眠るまで待てる人もいれば、何回も様子を見に行ったりしている人もいるみたいです。


ただ、赤ちゃんを泣かせっぱなしにする「cry it out」という手法が主流で効果が高いとされているのは確かです。


また、様子を見に行き、泣き止もうが泣き止むまいが一定の時間で部屋を出る、というのを何度も繰り返すという方法もあります。


ーー海外ではこのような対処法があるという情報を知って、日本でもそうしたほうがいいの? と思う方もいるようです。


実践するのはどうなんだろう? という疑問もありますが。


清水:「cry it out」については人間を信頼できないとか悪影響がないかと不安を抱くお母さんもいるようですが、調査をしたところ、5歳くらいまでの情緒の発達に特に差はないようです。


なので文化の差というのが大きいですよね。


であれば私は「親がどう思ってそれをやっているのか」というのが大事なんじゃないかと思います。


「悪いことをしている、厳しいことをしている」という気持ちでやっているのであれば、お母さんの心の安定にも繋がらないし、やめたほうがいいと思いますが、「うちは子どもには1人で寝て欲しいと思っているから、この方針で行きます」と心を決めているのであれば、赤ちゃんも「ひどいことをされている」とは思わずに育っていくでしょうし、そこはお母さん次第かも知れないですね。


——なるほど。お母さんが納得してやっていることなのか、ということが重要なんですね。



■取材を終えて


寝かしつけに一番重要なのは1日の生活リズム、寝かしつけの方法はお母さんが納得いく方法であればよい…


清水先生のお話はどれも難しいことではなく、ごく自然なものばかり。


情報過多な時代だけど、シンプルな方法に立ち返るのが、楽しく子育てをするコツなのかもしれません。






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