ママの仕事復帰はここから!育児中の「採用面接で心すべきこと」3つ
子育てをしながら働く女性は、今となってはもはや当たり前になりつつある。
出産後の数年間を子育てに専念している人も、落ち着いたら仕事復帰することも多いだろう。
でも、子育てをしながら新しい仕事・会社選びをすることは、本当に大変だ。
時間が無い中で就職活動しなければならないことはもちろん、やはり時間などの面で制限があるママが就職すること自体、まだまだ厳しいのが現実だろう。
そんな中、なんとか面接の機会を得られたら、チャンスをものにすべく、しっかり準備してのぞみたい。
そんなときに、子育て中ということを意識しすぎて、面接時に不利になってしまう発言をしてしまってはもったいない。
そこで今回は、かつて企業にて採用担当を務めてきた筆者の経験から、子育て中の女性が面接時に注意すべきことを3つ紹介していこう。
■1:必要以上に“時間に制限”があることを強調しない
子育て中であれば、時短勤務であったり、残業ができないだろうということは、履歴書を見た時点で予測はついている。
そのうえで面接に来ているため、必要以上に“時間に制限があること”を強調しなくてもよい。
最低限、“絶対この時間に帰宅しなければならない”というところだけおさえておき、「帰宅後にお仕事の件で何かございましたら、携帯電話にご連絡いただければと思います」と、連絡がとれる旨を伝え、柔軟な姿勢を見せておくことがおすすめだ。
「●時以降はお仕事は無理です!」と強調すると、「この人は融通が利かなそうだ」と思われてしまうこともある。
■2:子どもが病気になった時の対策を答えられるようにしておく
「お子様が病気になった時、どうされますか?」と質問された場合、「すみませんが、おやすみさせてください」とだけ回答するのはやめておこう。
実際できるかは置いておき、
「病児保育に預けることができるか確認します」
「主人に対応してもらえるケースもあります」
「●時以降なら自宅でフォローも可能です」など、何らかの対策をとったうえで、なるべく迷惑をかけないように心がけているか、そのような“仕事に対する姿勢”を問われていると受け取り、回答するようにしよう。
また、実際そのようなケースはかなりの頻度で起こるため、口だけでなく、夫婦でよく話し合い、対策がとれるよう準備しておきたい。
■3:“その会社に貢献したい”という気持ちをアピールする
しばらく子育てをしていて仕事にブランクがある場合など、「なんとなくお金をちょっと稼ぎたいから……」という個人的な理由で仕事を探している場合もあるかもしれない。
しかし、企業側からすると、採用したいのは“企業に貢献してくれる人”である。
「なんとなく時間があるから」、「お金が稼ぎたいから」、という人よりも、「入社したら●●の仕事を勉強して、1年後には●●のようになりたいです」と言ってくれる人のほうが、企業にとって望ましいのは明白だろう。
受け身の姿勢ではなく、その会社でどんな風になりたいのかをイメージし、熱意を持って伝えよう。
以上、子育て中の女性が面接時に心すべきことを3つご紹介したが、いかがだろうか?
まだまだママにとっての再就職は、厳しい状況が続くかもしれないが、採用する側として重要なのは、ママかどうかよりも、熱意があり、本当にこの会社で働きたいと思っている人なのかどうかだ。
その点においては、ママであろうがなかろうが、あなたがこれまで経験してきた就職活動と本質的には変わりが無い。
自信を持ってチャレンジしてほしい。
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