転職先の会社に初出勤したときの挨拶のポイント
転職した会社の初めての出勤日。
不安と期待が入り混じるなか「どんな挨拶をすればいいんだろう……」と緊張している人もいるかもしれません。
自己紹介のなかでの話題選びや時間の長さなど、考えれば考えるほど混乱してしまいますよね。
ここでは、初出勤の挨拶で社員と仲良くなるきっかけをつかむためにはどうすればいいのかをテーマに、簡単な挨拶のポイントをご紹介します。
■ 初出勤の挨拶で社員の心をつかむポイント
◎ 笑顔ではきはきと話す
第一印象をよくするためには「笑顔」と「話し方」は大事なポイントです。
できるだけひとりひとりの顔を見渡しながら、ゆっくりと聞き取りやすい声で挨拶をしましょう。
なかでも大切なのが「表情」です。
明るく親しみやすいイメージを持ってもらうためにも、無表情ではなくやわらかい表情になるように心がけてみてくださいね。
◎ 背筋を伸ばす
猫背で挨拶をすると、暗くて陰鬱なイメージを持たれてしまいます。
明るい人柄をアピールするには、姿勢を正すことが大切です。
もじもじしていたり、自信のなさそうな様子は見ている人を不安にさせます。
たとえ緊張していても、堂々と胸を張って話すだけで、声に力が入り自信があるように見せることができますよ。
◎ 簡潔に短くまとめる
自己紹介だからといって、だらだらと自分語りを続けるのはやめましょう。
長々と話し続ける自己紹介は、挨拶ではなく演説です。聞いているほうもうんざりしてしまうので、短く簡潔にまとめることが大事。
「ああ、あの話の長い人ね」なんて思われないためにも、わかりやすくストレートな内容の挨拶にしましょう。
◎ 話す内容は3つに絞る
気づいたらいつまでも話し続けていた…なんてことにならないために、話す内容は明確に絞っておきましょう。
初出勤の挨拶は1分弱程度の長さがちょうどいいと言われています。
転職先で初出勤時に挨拶するときは、だいたい次の3つの内容にするのがベター。
・名前
・前職でやっていたこと
・この会社での意気込み
最初は名前を紹介したあとに、前職でやっていたことや興味のあることなどを簡単に説明してください。
最後は丁寧に「よろしくお願いします」の意味を込めて、この会社での意気込みややってみたいことなどを言えるといいですね。
挨拶は相手に「もう少し聞きたいな」と感じさせるくらいの長さがベストです。
■ 初出勤の自己紹介に使えるフレーズ
◎ 名前
・はじめまして。このたび××課に配属になりました○○です。
・本日よりお世話になります○○と申します。
自己紹介をするときは、苗字だけでなくフルネームで伝えるようにしましょう。
そのほうが相手の印象にも残ります。
自分の所属することになった部署も加えることができたらよりいいですね。
◎ 前職でやっていたこと
・前の会社では○○の仕事に携わっていました。この経験が活かせればと思っております。
・以前は○○という仕事に携わっており、××の仕事に大変興味を持ち、縁があってこちらで働かせていただけることになりました。
次に、前職でやっていた仕事の内容を簡単に説明しましょう。
これは「どういう仕事をしていた人なのか」や「どういう経緯でこの会社で働くことになったのか」という理由や原因を簡単に伝えるもととなります。
◎ 意気込み
・至らぬ点も多々あると思いますが、一日も早くお役に立てるよう勤めて参りたいと思います。
・初めのうちは皆さんにいろいろとご迷惑をおかけしてしまうかもしれませんが、どうぞよろしくお願いいたします。
・一日でも早く皆様のお力になれるよう、頑張ります。
最後に、「未熟な部分」「至らぬ点」を挙げてこれからお世話になること、そして全力で仕事をしていきたいという意気込みを伝えられればオッケーです。
■ これで初出勤も怖くない!
自己紹介は社内全員の人に自分のことを知ってもらうための大切な機会です。
自分が相手にどんな印象を残したいのかをきちんと考えて、わかりやすく端的に紹介できるといいですね。
どうか初出勤がみなさんにとって素晴らしい門出となりますように!
(著&編集:nanapi編集部)
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