年、子ども達のおもちゃ事情が変化しています。
スマートフォンやゲームの普及により、親子の会話や友達との交流が減りつつあるのです!
それで、学力の低下や感情表現が乏しい子どもが増えていることが深刻な社会問題になっています。
そもそも、昔の子ども達は、自分たちで遊びを見つけたり、考えて遊んだりしていたものでしたよね。
頭を使わないおもちゃで遊んでいても、子どもの心や能力は成長するのでしょうか?
心配なママのために、今回はおもちゃ
コンサルタントとして活躍されているカトルカールさんのブログを参考に、子どもの心や能力を伸ばすヒントとそのおもちゃをご紹介したいと思います。
■今は”ひらめき力”が求められている時代まず、カトルカールさんは「検索すれば何でも調べられるネット社会で求められているのは、暗記力より”ひらめき力”です!」と言っています。
確かに今は、調べれば何でもわかりますよね。
それでこのひらめき力を伸ばすために、カトルカールさんは”おもちゃを手作りすること”を勧めています。一昔前のテレビ番組『つくってあそぼ』みたいな感じですね。
手作りおもちゃがなぜいいのかというと、自分で考えて手を動かすことで、試行錯誤しながらモノづくりの道筋を覚えられます。
また、その過程の中で、思考力や創造性を高めることができるからです。
確かに、ハイテクなおもちゃやゲームを与えられた子ども達は、自分で考えるという機会がありません。そのため、そういった機会を親が与えてあげる必要があるのです!
■家にあるものだけで作れるおもちゃ5つそれでは、どんなおもちゃを作ると、子どもの能力を伸ばすことができるのでしょうか?
お金がかからない上に、親子で一緒に過ごす時間を増やし、子どもの能力を伸ばすことができるおもちゃは以下の5つです。
わくわくさんとゴロリのように、親子で作ってみてください。
(1)紙コップで作るけん玉日本の伝統的なおもちゃ”けん玉”。
なんとこれも簡単に作ることができちゃうんです!
作り方は超簡単。
紙を丸めて作ったボールを紙コップの内側に糸をつけて、留めるだけ。
本当にあっという間にできちゃいます!
さっそく、娘と一緒に作って、遊んでみました。
娘はとても楽しそうに、何度も何度も挑戦していました。
ですが、糸が長いとちょっと難しい……。
どうすれば入るのか、考えながら遊んでいました。
(2)クルクル回転ストロー続いて、曲がるストローを使って、動くおもちゃを作ってみました。
使うものは、曲がるストロー2本。ストローに切り込みを入れて、2本合わせて、紙人形をテープでつけるだけ。
ストローを指で回すと、紙人形がくるくる回り、まるで鉄棒で遊んでいるよう!
体操教室で鉄棒をやっている娘は、このオモチャに大喜び。
小さな子でも動かすのが難しくないので、くるくると楽しそうにまわしていました。
(3)紙コップで作る文字なし絵本次は、絵本『あおちゃんときいろちゃん』をテーマに、紙コップで作る文字なし絵本を作ってみました。
紙コップを舞台に見立てた文字なし絵本。透明カップを回して、絵を動かしながら遊びます。
これは、青と黄色のセロハンを丸く切って、2つの透明カップにそれぞれ貼るだけでOK!
紙コップをまわすだけで、『あおちゃんときいろちゃん』のお話を再現して遊ぶことができます。
作って、娘にお話をしてあげたところ、とても面白かったようで、筆者の真似をしてお話を聞かせてくれました。
青と黄色が混ざると緑になるということも覚えられますし、他の色を使って作ってみるのも盛り上がりそうです!
(4)紙コップで作るメガホン今度は、紙コップでメガホンを作ってみました。底をカッターでくり抜いて、ビニールテープを巻きます。
コップに折り目ををつけて、四角形にしたらできあがり!
シールを貼ってデコレーションしてみました。
カトルカールさんは、このメガホンを使って、伝言ゲームをすることを勧めています。
話を正確に聞いて伝えることは、大人でも意外と難しいですよね。
ちょっとした聞き間違いや言い間違いで、伝わっていく言葉がどんどん変わっていく面白さ。
遊んでいると、子どもの頃にやったことを思い出します。
(5)紙コップで作る文字なし”しかけ絵本”最後は、
しかけ絵本です。
ベースにした紙コップを舞台に見立て、透明カップにつけた絵を回しながら遊びます!
筆者は紙コップに山やお花を貼り、透明カップには太陽や雲、蝶々などを貼り、動くようにしてみました。
娘はコップをまわしながら、自分で考えたお話をしていましたよ!
他にも、カトルカールさんのブログにはもっと素敵な作品がたくさん掲載されているのでぜひ覗いてみてくださいね!
いかがでしたか?
今回筆者が使った道具は全て、100円ショップで購入したものと家にあったものだけ!
実質0円です。
みなさんも、自分の手と頭を使って完成させる手作りおもちゃで遊ばせながら、子どもの”ひらめき脳”を育ててみませんか?
*みなさんが活躍できる仕事に就けることを応援しています*
幼稚園教諭・保育士の求人サイト
「保育の仕事情報ナビ」http://www.hoiku4510.com/http://www.s-humanworks.com/