第二のマー君を育てる!子供の成長を大きく変える「誉め方」のコツ
昨年、プロ野球史上初の無敗での最多勝に輝いた、東北楽天ゴールデンイーグルス・田中将大投手。
そしてつい数年前に甲子園を沸かせた高校球児が、ついにメジャーリーガーに。
非常に感慨深いものがあります。
しかし、野球などのスポーツだけでなくとも、わが子に“世界で活躍して欲しい”、と願う親は多いのではないでしょうか。
そこで今回は、国際教養大学の前学長・中嶋嶺雄さんの著書『世界に通用する子供の育て方』から、誉め方のポイントをみてみましょう。誉め方、一つで子供の成長が大きく変わるようです。
■子供は誉めて導くことが大切
<子供が何かをきちんとできた時に誉めてあげれば、子供は大変嬉しく思うでしょう。
なぜなら、自分ががんばったことを子供自身が一番よく分かっているからです。
がんばった時に誉めてもらえると、次も誉められるように、さらにがんばります。
その努力が見えたら、また誉めてあげるといいでしょう。>
“がんばった子供を誉める”、というのは一見、当たり前のようですが、忙しかったり、タイミングが悪かったりすると、子供のがんばりを、つい軽く流してしまいがちですよね。
子供はそういったところを敏感に感じます。
手放しで誉めてあげましょう。
■ 誉めるのはタイミングが大事
<本人が誉めてほしいと思っている時に誉めてあげる。
そうしてあげると、子供は自然と「人の話を静かに聞く」「ルールを守る」といった「型」を身につけていきます。
誉めることは、教育的に、非常に効果があるのです。>
なるほど。誉めるのにもタイミングがあるのですね。
本人が“誉めてもらいたい”と思っている時を絶対に逃さないようにしたいですね。
子供は元来、非常に素直ですから、そういった時は“誉めてもらいたい”オーラに溢れているはずです。
■ 誉め方を間違えると、子供の自主性は育たない
<一方で、何でもかんでも誉めればいいというわけではありません。
例えば、いいことをしたわけでもないのに誉められたら、それはむしろ逆効果で、子供の意欲を損ないかねません。
こうした「おだてる」ことを繰り返していくと、子供は大人をバカにするようになります。>
誉めることと、おだてること、は確かに違いますね。子供の方がそういったことを敏感に感じるのでしょう。
大人が子供にきちんと向き合わないと、いけませんね。
以上、子供の成長を大きく変える誉め方のポイントについてご紹介しましたが、いかがでしたか?
つまり、子供を誉めるには、しかるべきタイミングで、しかるべき方法で、といったところでしょうか。
その結果、子供は自分に自信を持って大きく羽ばたいていくでしょう。
世界に通用する第二、第三のマー君が出現するように誉め方を工夫したいですね。
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